自己批判
「足りない」「もっと」が煽られてきた現代の消費社会においては、自分自身が不十分であると信じ込み、自己批判に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
あるいは、自己批判をすることでこそ、成長できる、良い人間になれると教わってきた方もいると思います。
残念ながら、自己批判による悪影響は、様々な研究によりわかっています。
そもそも、自分を批判してハッピーになる人はいないと思います。
でも、自己批判を辞めることはなかなか容易ではありません。
なぜでしょうか?
人間だからです。
心理学の知識は、講座で詳しくお伝えしますが、人間だから自己批判をしてしまうのです。
また、「辞めよう、辞めないといけない」と思っていると、反って辞められないのが人間です。
でも、ご安心ください。
実は、無理に辞める必要はないのです。
自己批判の声との付き合い方を理解していれば。
そして、そのうえで、人間の本能を上手く利用して、批判的な声を、コンパッションあふれる声に置き換えていきます。
自己批判はルーツの深いものです。
それは、一生付き合って行かなければいけないものかもしれません。
しかし、自己批判の声に縛られなければ、自己批判の声によって悩まされることも減ります。
そして、自分自身の中に、新しい声、思いやりの声を育むことができます。